自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活动についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお运びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副馆长?管理人
沢田明宏
今年は暖かだった2月から3月に入ると季节が逆戻りしたような寒さが続きました。
とは言え、3月半ばになるとミツマタが开花し、10日あまりすると満开になりました。毎年のことですが、ミツマタが満开になるとその辺り一面が甘い薫りに包まれて、阳だまりがとても春らしくなります。
キバナノアマナやコガネネコノメソウ、ユリワサビ、フデリンドウといった春を代表する草花も次々と咲き竞い、ドンドンと春らしくなっていきます。
その中で、おもしろい场面を目撃しました。バイケイソウの新芽が林床のあちこちで芽吹いていますが、1ヶ所直径30㎝ほどの円状に15~16本の新芽がでていました。まるで、円阵を组んでバイケイソウが「エイ、エイ、オー!」と気合いを入れているように见えて微笑ましかったです。
2月が暖かだったので「サクラの开花は3月中旬か」とニュースなどで报じられていましたが、寒い3月のせいでかなり遅れました。マメザクラの开花も同様に遅れ気味で、3月终わりにようやく富士山スカイラインの标高500尘あたりまで上がってきました。マメザクラ前线が「まなびの森」に到达するのは4月10日ごろでしょうか。
3月19日に「企画恳谈会」を开催しました。まなびの森の「フォレストアーク」にステークホルダーの皆さんにお集りいただき、前年の活动报告と各调査报告、そして今年の活动计画を発表し、「まなびの森」のこれからの活动を话し合う场です。
今年も「まなびの森」での活动を安全?円滑に运営していく上で、いただいた贵重なご意见を活かしていきたいと考えております。
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ミツマタが开花しました
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2週间するとミツマタは満开に、あたり一面甘い薫りに包まれます
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キハダの根际がシカに啮られ、まさに「黄肌」を现わしている
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キバナノアマナ
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コガネネコノメソウ
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ユリワサビ
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フデリンドウ
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バイケイソウの新芽が円阵を组んで作戦会议(?)
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プヨプヨした色鲜やかなコガネニカワタケはキクラゲの仲间
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「企画恳谈会」の冒头でご挨拶いただいた静冈大の増泽先生
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関係ステークホルダーの方々を含めて17名が参加
この冬はどちらかと言えば暖冬倾向にあります。2月に入って「まなびの森」でも春が到来したかと思うほど暖かな日もありました。しかし、1年で一番寒いと言われる2月だけに、降雪も何度かあり綺丽な雪化粧と雪の上に残された动物の足跡痕跡を见せてくれました。
そんな积雪がとけ始めたある日、朝は青空だったのが昼すぎに一転して霰交じりの雪が再び降り始めました。アッと言う间に10㎝ほど积もり、辺り一面が真っ白になりました。
1月と2月は「日本野鸟の会」南富士支部の皆さんによる鸟獣生息调査の冬鸟の调査が行われます。冬鸟の代表种の1つであるアトリが、今年は「まなびの森」で良く见られます。时には大きな群れで现れ、その数が100羽を超えることもあります。アトリは大きさ16㎝とスズメ(14.5㎝)より少し大きい鸟で、胸から脇がくすんだ橙色をしています。
2024年も早2ヶ月が过ぎようとしています。麓の里ではジンチョウゲの花が咲いて春の薫りを辺りに漂わせています。「まなびの森」のミツマタも固い蕾が少しずつ膨らんでもうすぐ开花するでしょう。
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この冬一番の积雪に见舞われ、「长老シナノキ」とその周辺が真っ白に
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「海の见えるケヤキ」のあたりもスッカリ雪化粧しました
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积もった雪がかなり溶け始めた矢先、降り始めた霰模様の雪でフォレストアーク周辺はあっと言う间に10㎝ほど积もりました
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风の强い朝、雪烟が舞い上がっている富士山
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アトリの群れ
※この写真は他の场所で撮影したものを野鸟の会の方のご厚意で掲载しています
2024年がスタートしました。
昨年末以来、小雨であったため、富士山が真っ白に雪化粧した姿をあまり见られませんでしたが、ようやく1月半ば过ぎの寒波で5合目あたりまで雪化粧しました。やはり、冬の富士山は雪化粧なしでは语れません。
冬枯れの「まなびの森」は远くまで见通せます。晴れた日には、トレールから雪をいただいた富士山も、骏河湾も、伊豆半岛も、叁保の松原も见えます。冬のトレール歩きのご褒美のようなものです。
森の茂みに日に照らされて白くキラキラしているように见える块りがあります。近づいてみると、それはボタンヅルの実の块だと分かります。実に沢山の毛が生えており、それが日光に照らされているのです。
见るものが少ない冬の森で次に目立つのはキハダの黄色です。エサとなる食べ物が少ない冬の森でシカが好んで啮っているのはキハダの根际の树皮です。树皮が啮られると黄色い肌を见せるのが名前の由来で、人间にとっては汉方胃肠薬である「黄檗(オウバク)」となります。
1月の终わりに今冬最初の积雪がありました。わずか1~2㎝ですが、その积雪のためいろいろな动物たちの足跡が雪上に残されていました。シカ、テン、タヌキ、ノウサギ、そして野鸟も。
中でもノウサギの足跡は少し変わっています。进行方向の前侧が大きく、后ろ侧が小さいです。
小さいのが前足で、大きいのが后ろ足です。前足を地面に着いて、身体を缩めて后ろ足を引きつけて前足の更に前に着地させる。そういう跳び方をしているので、后ろ、前という顺番になっています。植生回復の植树で草地が少なくなり、ノウサギを见かけることは减りましたが、こうして积雪があると足跡で存在が分かります。
冬には冬の森の楽しみ方があります。
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やっと綺丽に5合目あたりまで雪化粧した富士山
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フォレストアークを出てすぐ、「まなびの森」トレールの入口からの富士山
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远目には白い花が咲いているように见えるボタンヅルの种
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ボタンヅルの実の近影
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シカによる皮剥ぎがあり鲜やかな黄色が目立つキハダ
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「海の见えるケヤキ」の向こうに光る骏河湾
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海の见えるケヤキの背景は骏河湾と伊豆半岛
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薄っすらと雪化粧したフォレストアーク
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フォレストアーク前に残っていたキジバトの足跡
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雪の上のノウサギの足跡、右侧の2つが前脚、左侧が后脚 ウサギは右から左に移动した





























