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まなびの森通信

まなびの森通信

自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活动についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお运びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副馆长?管理人
沢田明宏

【第222回】真冬の候

2023年12月31日

 真冬の「まなびの森」でとにかく目につくのは地面から立ち上がる大きな霜柱です。时には10㎝を越えて大きくなり、昼间もとけないままとなります。
 叶が落ち切った冬枯れの森は见通しが大変良く、东は伊豆半岛から骏河湾を挟んで西の美保の松原までが树々の间から望まれます。写真でご绍介できないのが大変残念です。
 树の上を见上げると、高い场所に丸いボール状の块となっているヤドリギがあります。ヤドリギは常緑の半寄生植物で落叶広叶树の枝や干に根を喰い込ませるようにして生长しています。ヤドリギは自分で光合成していて、ミネラルを含んだ水分を取りついた树からもらう半寄生と言うことになります。西洋ではヤドリギは古くから神圣视され、森の精が宿ると言うことからクリスマスに家の玄関につるされたりしています。
ほとんどのヤドリギは高い枝にくっついていますが、たまに2~3尘ほどの高さにあったりします。
 「まなびの森」プロジェクト开始25周年と世界文化遗产登録10周年と言う富士山にとって记念すべき2023年もいよいよ终わります。
 1年间ご爱読ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお愿いいたします。

  • 寒さで10㎝以上と大きく育った霜柱

  • ヤドリギの黄色い実は冬の野鸟の大好物

  • 3mほどの高さにあるヤドリギ

  • 早朝に飞行机の窓越しに眺めた富士山 左下には箱根の芦ノ湖が见えている

【第221回】晩秋から冬に

2023年11月30日

 今年は大きな台风がなく、木の叶が风で擦れあうことが少なかったこともあって、红叶が色鲜やかだったように感じます。そんな11月の初めに一晩强い风が吹いたことで、树々の叶っぱが一気に吹き落とされました。フォレストアークの黒い屋根に大量の落ち叶が积もり、见た目には茶色い草葺きの屋根と见纷うばかりになりました。こんな风景とは初めて出逢います。
 里山などのドングリ类の実りが少ないことがニュースになっていますが、「まなびの森」では今年ケヤキとツルマサキの実りが目立っています。
 ケヤキはフォレストアークの周囲にまるで小粒のアラレを撒いたようにたくさん実り、ツルマサキは离れたところからでもハッキリ见えるほどに多くの赤い実をつけています。特に、ツルマサキは冬の野鸟の大好物なので、给饵にたくさんのヤマガラやシジュウカラ、アトリなどの鸟たちが集まってきています。
 落ち叶の上に动物の粪を见つけました。大きさと见た目、色の违う2つの粪が重なるように落ちていました。下侧の少し太めの粪には毛が交じっていることから恐らくキツネのものでしょう。その上に重なるようにあるものはそれより细く、小指ほどの太さで色も黒くて植物の种がたくさん交じっていることからテンの落とし物でしょう。どうも、身体の小さなテンが、自分より体つきがずっと大きなキツネに対して縄张りを主张しているとしか思えない様子を想像するとなんとも微笑ましいではありませんか。
 森は完全に冬枯れとなって见とおしがよくなり、鸟の姿も良く见える冬の到来となりました。

  • 西臼塚驻车场の真っ赤に色づいたモミジと富士山

  • 林床にくり広げられた「叶っぱの锦」

  • 今年はツルマサキの赤い実が豊作です

  • ある日、强风でフォレストアークの周りの树々が一気に落叶し、屋根が枯れ叶で埋め尽くされました

  • この冬の初霜となります

  • ナナカマドの赤い実が沢山

  • 青空に映えるナナカマドの実

  • 2种类の粪が重なるようにありました 大きいのがキツネ、小さいのがテンと思われます

【第220回】季节は晩秋に向かって

2023年10月31日

 里ではなかなか秋が访れませんでしたが、「まなびの森」は10月に入ると少しずつ红叶が始まりました。红叶の始まりの时期は緑の中にチラホラと赤、橙、黄が见え隠れしているだけですが、しだいに色づきが拡がっていきます。
 秋はなんと言ってもキノコのシーズンです。恒例のハタケシメジを始め今年は夏の猛暑が影响したのか、キノコが沢山発生しました。中でも、ヌメリツバタケモドキはあちこちの树の干に沢山発生しました。また、毒キノコであるツキヨタケも多く発生しました。ニュースではツキヨタケによる食中毒が度々报じられていました。ムキタケやヒラタケ、场合によってはシイタケなど美味しい食菌と见间违われることで食中毒が起きるのですが、ツキヨタケは二つに割ってみると付根に黒いシミがあることで见分けられます。
今年は2年振りにシイタケにも出会いました。なかなか天然のシイタケには出会えないので嬉しい限りです。
 雨水枡の中の落ち叶などを扫除していた时、モゾモゾと飞び出してきたものがいました。初めは泥まみれで良くわからなかったですが、落ち叶の中で冬眠の準备をしていたモリアオガエルでした。
 秋は小学生が自然体験教室に访れ、自然ガイドの案内で半日森の中で过ごします。森を散策しながら1人1枚の落ち叶を思い思いに集めてくると「森のステンドグラス」ができあがります。阳にかざして见ると色も形もさまざまで、自然のアート作品の仕上がりに子どもたちの歓声が上がります。
 「まなびの森」はまもなく初冬を迎えようとしています。

  • 赤、橙、黄、緑とコハウチワカエデが叶の锦を织りなしています

  • 红叶のグラデーションがみごとに阳に映えています

  • スラッと20㎝以上伸びたオオツルタケ

  • 美味しそうな食菌に见间违われる有毒のツキヨタケ 2つ割りした付根の黒いシミが识别ポイント

  • 倒木から発生したシイタケ

  • シイタケ

  • 树の干にヌメリツバタケモドキがびっしりと発生しました

  • ヌメリツバタケモドキ

  • 堆肥と化していた落ち叶の中で冬眠の準备をしていたモリアオガエルのメス

  • 森の散策中に子どもたちが一人一枚集めてでき上った「叶っぱのステンドグラス」

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