自然あふれる富士山2合目の「まなびの森」フォレストアークから
四季折々のようすやボランティア活动についてお伝えします。
みなさん是非「まなびの森」へ足をお运びください。
お待ちしております。
富士山「まなびの森」フォレストアーク副馆长?管理人
沢田明宏
■12月管理人日记
树々の落叶が终わるといよいよ本格的な冬となります。寒さのため霜柱は大きく育ち、10㎝以上にもなります。ササの叶には霜が朝日を浴びてキラキラと宝石のように煌めいています。
见通しの良くなった森の南西には骏河湾と美保の松原が见え、北侧には真っ白に雪化粧した富士山が见られます。杀风景な冬の森からのせめてもの赠り物と言えます。
シカも食べ物探しに苦労しているのでしょうが、その中でも好物があるようです。キハダの树皮です。地面に近い根ぎわの干やむき出しになっている根の树皮をセッセとかじって食べているのです。周りにはブナやケヤキ、カエデの仲间などいろんな木が生えていますが、かじっているのはキハダばかりです。树皮が剥けると黄色いので「黄肌」の名前が付いたのですが、树皮は「黄柏(おうばく)」と呼ばれ有名な胃肠薬となります。木曽の「百草」や奈良の「陀罗尼助(だらにすけ)」はキハダのエキスから作られた胃肠薬として有名です。胃肠薬以外にも薬効があるようですが、まさかシカも胃肠薬代わりにキハダをかじっているわけではないでしょうが… それでも、なにか薬効を求めているかも知れないと疑いたくなるほどにキハダはかじられています。
「まなびの森」植树エリアの少しひらけた场所で尖った枯れ木に干からびたものがぶら下がっていました。よく见ると干からびたものはミミズでした。と言うことは「モズの早贄(はやにえ)」です。早贄はモズの冬の备蓄食料と言う説が有力ですが、ほかにも饵を食べる时に固定して食べやすくするとか、モズの习性だとかいろいろな説があるようです。植树エリアの树々が育ってきて草原性のモズをあまり见かけなくなった「まなびの森」ですが、少しひらけた场所にはまだモズがいることを証明してくれました。
冬はキノコにはなかなか出会えません。そんな中で硬いサルノコシカケの仲间がみられます。古い倒木にはまるで瓦葺の屋根かと思うほど重なってビッシリとキノコが生えています。名前は见たままで、カワラタケです。
2021年もいよいよ终わりとなります。今年1年ご爱読ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお愿いいたします。
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真冬の风物诗、大きな霜柱
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ササの叶にキラキラと霜の芸术が出来ました。
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木立の向こうに骏河湾と「美保の松原」がみえます
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真っ白に雪化粧した富士山も木立の向かうに
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シカはなぜかキハダの树皮が大好きなようです
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植树エリアで见かけたモズの早贄(はやにえ)
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古い倒木に瓦葺屋根のように重なって生えるカワラタケ
■11月管理人日记
11月にはいるとメッキリ寒くなるのが普通ですが、前半は小春日和の暖かい日が続きました。そんな中、今年最终の14校目となる「自然体験教室」を无事终えることができました。当日の午前は本降りと言う天気予报のため、「教室」を午后にずらしたことで森での活动ができました。子どもたちが森を歩きながら思い思いの落ち叶を拾い、それをフレームに挟んで日にかざすと素敌な「森のステンドグラス」が完成します。
先月ご绍介した落ち叶が甘い薫りを漂わせるカツラですが、巨木が「フォレストアーク」のすぐ近くにあることを不覚にもいままで知りませんでした。「フォレストアーク」の前に直径20㎝ほどの若いカツラがあるのですが、反対の里侧になんと直径1尘を越える「カツラの亲分」が生えていたのです。
森の中でひと际鲜やかに红に染まっている一角があります。メグスリノキと言う树で、叶は3枚の复叶なので一见分りづらいですがカエデの仲间です。メグスリノキはその名の通り日本で古くから小枝や叶を乾燥させたものを煎じた汁を眼病の洗眼に用いたことに由来します。科学的にも炎症を抑える、血行を良くするなどの薬効が认められています。メグスリノキの落叶が森の中でも一番最后の方なので、落叶シーズンの终わりを告げる树でもあります。そして、森はウラジロモミやヒノキ、広叶树に付いているヤドリギやツルマサキだけが青々としている冬枯れの风景となります。
小春日和の暖かさが続いたお荫か、阳だまりにいるとこの时期には珍しいアキアカネが飞んできて作业ズボンの上に留まって动こうとしません。
そして、「フォレストアーク」の戸缔りをしている夕暮れにザトウムシが饵であるイナゴを捕まえたところを见かけました。普段はゆっくりと动くザトウムシですが、イナゴを捉えているのには少し惊きました。ザトウムシは「千と千寻の神隠し」に出てくる「窑爷(かまじい)」のモデルと言われているクモに似た虫です。
寒い冬枯れとなり今年もいよいよ最后の月を迎えようとしています。
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「自然体験教室」で出来上がった「森のステンドグラス」
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丸ハート形をしたカツラの落ち叶は甘い薫りを漂わせます
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「フォレストアーク」そばのカツラの巨木
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鲜やかに红叶したメグスリノキ
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メグスリノキの落ち叶は复叶(3枚の小叶)
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イナゴを捉えたザトウムシ
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小春日和の暖かさに诱われてきたアキアカネ
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ブナの巨木「千手観音ブナ」は叶を落とし、ツルマサキが青々と
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取りついた树(多分イタヤカエデ)が倒木になっても力强く残っているツルマサキ
■10月管理人日记
10月になると冬の访れを告げる雪虫がフワフワと飞び、丸いハート型をしたカツラの叶が甘いカラメルの薫りをフォレストアーク周辺に漂わせ始めます。カツラの甘い薫りは叶が緑のあいだは気まぐれに时たまですが、黄色く色づきが进むに连れて毎日のように薫るようになります。
アズマヤマアザミがかわいらしい花をつけています。山の中で作业をしていると足にチクチクと突き刺さるものがあります。アズマヤマザミの叶の鋭いトゲがズボンを通り抜けてくるのです。チョッと憎らしいアザミですが、花は大层かわいらしいです。
强い风に煽られて枝が折れたのでしょう、ウラジロモミの球果が落ちていました。持ってみるとずっしりと重いです。ウラジロモミはちょうど「まなびの森」のある标高1,000mあたりから1,700mあたりまで分布しています。「まなびの森」のウラジロモミは国有林が植林したものです。ウラジロモミの巨木は諏访神社の「御柱」に利用されていることで有名です。
苔むした树にヌメリスギタケが発生しています。ナメコに似た食感の美味しいキノコです。そして、地面に半分埋もれて朽ちかけたホオノキの実から黒く尖った坚い棒状のものが生えています。ホオノキの実から生えるホソツクシタケと言うキノコです。
10月后半になるとブナやイタヤカエデが黄色く、オオモミジやイロハモミジは红く色づきます。太阳高度が低いので、斜めに射す日差しにキラキラと森が鲜やかに彩られます。
2ヶ月近く通行止めとなっていた「富士山スカイライン」が开通し、小学生が访れ、社员ボランテイア活动もできるようになりました。
でも、季节は寒く静かな冬へと季节が移っていこうとしています。
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アズマヤマザミ(东山アザミ)の花
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ウラジロモミの球果(マツボックリ)は上向きに
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ヌメリスギタケが苔むした树に発生
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ホオノキの朽ちかけた古い実から発生するホソツクシタケ
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緑から少しずつ红叶が进んでいく(ブナの叶)
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朝の阳ざしに照らされた巨木ブナ
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青空にオオモミジの黄色と赤のグラデーションが映える
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叶の切れ込みが细かいコハウチワカエデは日差しに照らされてレースのように





























