●わたしらしさを楽しむ家づくり
2015/11/20 公開

毎年、木枯らしが吹く顷になると恋しくなるのが、あったか素材のラグやマット。木目の床に広げた上质の敷物は、その家に住む人の个性をうつしだします。访れる人や家族を暖かく包むラグ、美术品のように家を彩る绒毯など、それぞれのお家に合った敷物をご绍介します。
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暖色の灯りの下で柔らかく光る木の床に、厚手のラグが敷かれた部屋。秋の夕暮れにそんな居心地のいい部屋にいると、座りこんでお茶を饮みながらいつまでも话をしていたくなります。秋冬のお部屋をほっこりとした居心地のいい场所にしてくれるラグやマット。色、形、大きさも豊富でデザイン性も高く、部屋のアクセントにもなります。
季节感を出すなら、おすすめはキリム。トルコや中央アジアの游牧民が生活の道具として手作りしていたキリムは、身近な景色や动物をモチーフにしたラフで大らかなデザインが好まれています。素朴な民芸品や多肉植物のある部屋、アンティーク家具など、どんなテイストのインテリアにもなじむのは、手作りならではのぬくもりが伝わるから。エスニックやフォークロア调だけでなく、北欧家具のスタイリッシュな部屋もキリムが加わると暖かみのある部屋に変わります。色や柄のちがう2枚を少し重ねて敷いたり植物と组み合わせて使うと、ぱっと目をひきます。

キリムのような亲しみやすさが魅力のラグとはちがって、その一点で家の格までがグンと上がるような品が、缎通(ダンツウ)と呼ばれる厚みのある敷物。代々続く古いお家に行くと、磨きぬかれた玄関の板の间にずっしりと重そうな缎通が敷かれ、その光沢や踏んだ时の感触に圧倒されます。
「ひとつの家で3代100年使える」といわれる缎通。中国で明朝时代から作られていた毯子(タンツ)という高级敷物で、熟练した职人が手作业で縦糸?横糸にウールやシルクを结びつけて织り、さらにカービングという技术で彫刻のように毛足を削り、表面の模様を浮き上がらせます。
大きさ、そして120段、300段という织の「段数」で値段が决まるのも缎通の特徴。数十万円の本格的な品もあれば2~3万円で手に入る物もあるので、家の颜ともなる大切な玄関に缎通をとりいれてみてはいかがですか?

手织りの高级敷物のなかでも、さらに梦の品が「ペルシャ绒毯」。その歴史は纪元前までさかのぼるといわれますが、15~16世纪のペルシャ美术の黄金期に绒毯制作は最盛期をむかえました。今「ペルシャ绒毯」とされているのはすべてイラン国内の工房で作られたもので、シルクやウールの细い糸を一本一本精密な模様に织りあげ、10ヶ月~长いものでは数年かけて完成させたもの。世界中でその価値が认められている美术工芸品なので、一点100万、200万という値段で取引されることも少なくありません。この値段を闻くと生活とはかけ离れた物のようですが、ペルシャ绒毯は日本の畳部屋や木の床にも调和して「何十年もそこにあったように」家になじむといわれます。素材は羊毛やシルク、これを鉱物や植物の染料で染め、天然のものだけで作られた织物は、木や畳でできた日本の家と相性がいいのかもしれません。
京都祇园祭でははるか昔、シルクロードや海をこえて日本に渡ってきた缎通やペルシャ绒毯で饰られた山鉾(やまぼこ)が、町をねり歩きます。数百年のあいだ大切に守られ修復されてきた国のお宝です。―家具や绒毯のように毎日使ううちに爱着がわき、100年たっても家の中で辉くお宝、わが家でも何かひとつ手に入れて一生大切にしたいですね。

高级感があって、しかも手作りのぬくもりのあるラグや敷物は、やはり赘沢な天然素材の床によく合います。マホガニーやウォルナット、オ―クやチークなどは中世の顷から家具などにも使われてきた高级な木材。建筑家アントニ?ガウディの作品やベルサイユ宫殿といった王宫の内装や家具にも取り入れられてきました。木の风合いをいかした家や家具は使う人に爱されて大切にされ、年月がたつごとに独特の风合いが生まれます。

さらに详しく知りたい方へ
好色tvは家の床や柱にこうした世界の铭木を使い、木の色や木目をいかした风格あふれる家づくりのお手伝いをします。ため息が出るような美しい木材を选ぶことから家づくりを始めたいと考えている方は、木材の魅力を伝えるサイト「PREMIUM TREE」をご覧ください。
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