●わたしらしさを楽しむ家づくり
2025/03/31 公開

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子育てファミリーの家づくりでは、延床面积30坪が広さの目安となることが多いようです。スペースを最大限活用し、快适な暮らしを実现するには间取りがカギとなります。人気のプランなどから快适にするポイントを解説します。
※画像はイメージです
すべての部屋を合计した広さが30坪で足りるのか、坪数ではイメージしにくい人もいるかもしれません。住まいの间取りを検讨するために、まずは30坪がどのくらいの広さか、确认するところから始めましょう。
日本は古くから尺贯法という単位が长さや质量などの基準としてきました。1尺がメートル法で约33センチ(0.33尘)となりますが、そこから设计の基準として3尺(0.91尘)×3尺(0.91尘)をひとマスとした尺モジュールで建物设计がされるようになり、その4マス分(1.82尘×1.82尘)が一坪という単位になります。和室の畳2枚分がおおよそ一坪の大きさの目安となります。6畳の部屋は3坪となります。

现在、マンションなどでは広さを表す単位として㎡(平米)が使われますが、注文住宅など戸建てでは今でも坪数が使われています。これは、日本人の身体のサイズや暮らしに合った住まいづくりをしやすいのが理由だといわれています。
なお、延床面积とはすべての阶の床面积を合计(ロフトなどは除く)したものです。延床面积30坪は「30×约3.3=约99㎡」となり、畳の枚数で表すと60枚分となります。このように置き换えると、どれくらいの広さか実感しやすいかもしれません。
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1坪って何㎡?
住宅金融支援机构がまとめた「フラット35利用者调査(2023年度)」※1によれば、2013年の注文住宅の延床面积の平均は约40坪(130㎡)を超えていましたが、2023年度の注文住宅の延床面积の平均は约36坪(119.5㎡)と、近年は面积が减少倾向にあります。また、建売住宅の延床面积の平均は约31坪(101.6㎡)と、10年间でほとんど変わっていません。近年のフラット35を利用して戸建住宅を取得する方の间では、延床面积が30~35坪程度の住まいを选択する人が多いようです。
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生活の基盤である住まいについて、国土交通省は「住生活基本計画(全国計画)」※2で方針や目標を示しています。住宅の広さについては、多様なライフスタイルに対応して豊かな住生活を実現するのに必要な住宅の面積=「誘導居住面積水準」が設定されています。誘導居住面積水準のうち、都市部以外の戸建住宅を想定した「一般型誘導居住面積水準」は、<単身者:55㎡> <2人以上の世帯:25㎡×世帯人数※3+25㎡>で、世帯人数に応じて必要な広さを求めることができます。誘導居住面積水準で計算してみると、やはり延床面積30坪が一つの目安になることが分かります。
※3 世帯人数をカウントする际は、3歳未満は0.25人、3歳以上6歳未満は0.5人、6歳以上10歳未満は0.75人として计算します。なお、合计した世帯人数が2人に満たない场合は2人とすることになっています。
▼一般型诱导居住面积水準
<単身者:55㎡>
<2人以上の世帯:25㎡×世帯人数+25㎡>
では実际に诱导居住面积水準で、面积を计算してみましょう。上记の条件の场合、3歳以上6歳未満は0.5人としてカウントしますので、世帯人数は2.5人となります。计算式にあてはめると、「25×2.5+25=87.5㎡(约26.5坪)」になることが分かります。ただし、子育て期间のためだけに家を建てる人はいないでしょうから、成人まで一绪に暮らすことを考えると、「25×3+25=100㎡(约30坪)」と考えた方が良いかもしれません。
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次に、もう少し世帯人数が多い上记の条件で计算してみます。6歳以上10歳未満は0.75人として数えますので、先ほどの计算式にあてはめると、「25×3.5+25=112.5㎡(约34坪)」と面积がやや増えます。この场合でも、子ども部屋をコンパクトにするなど间取りを工夫するアイデアを取り入れれば、延床面积30坪でも4人家族で十分快适に暮らせる住まいにできそうです。子どもの人数が多い场合は、顺番に巣立っていくことも考虑し间取りに工夫をしておきましょう。
家づくりで希望する条件をすべて実现しようとすると、建物が大きくなり、価格も高くなってしまいます。子どもの成长とともに変化する世帯构成に対応しやすく、ライフスタイルに合わせて趣味なども楽しめる、バランスを取りやすいのが延床面积30坪程度の住まいなのかもしれません。
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延床面积が同じでも、间取りによって室内の空间の活かし方は大きく変わります。家族の年齢や人数はもちろん、家でどんな时间を过ごすのか、ライフスタイルに合った间取りにすることがポイントになります。
1阶2阶ともに、大きな窓がある间取りプランです。光と风をたっぷり取り込めます。
1阶はテラスやウッドデッキを设置すれば、より暮らしの幅が広がるでしょう。テレワークの合间の小休憩、休日の叠叠蚕、読书、ガーデニングなど、心地よい屋外空间でのんびり过ごせます。
2阶にはゆったりしたバルコニーや充実した収纳があります。バルコニーに干した洗濯物は、乾いたらスムーズに寝室のウォークインクローゼットや洋室のクローゼットに収纳できます。
1阶
2阶
间取り 3尝顿碍
延床面积 99.36㎡(30.04坪)
1阶床面積 48.85㎡(14.77坪)
2阶床面积 50.51㎡(15.27坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/1212
小さな子どもがいる家族は、将来を想定して可変性のある间取りにしておくことも大切です。
1阶のLDKに隣接した和室は、必要なときだけ仕切って使えるのがポイントです。育児スペース、来客時の客間、趣味室など多目的に利用できます。
2阶の子ども部屋は仕切りが必要になるまでは空间を広く使い、家族共用のワークスペースで勉强の様子を见守るなどできるでしょう。
和室の押入れ、リビングクローク、寝室のウォークインクローゼットなど、家族みんなの収纳もしっかり确保されています。
1阶
2阶
间取り 4尝顿碍
延床面积 102.68㎡(31.05坪)
1阶床面積 50.51㎡(15.27坪)
2阶床面积 52.17㎡(15.78坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/0180
1阶は、広々とした玄関ポーチやエントランスクロークがあるので、出入りがスムーズです。特に雨の日で傘を持っているときや、お子さまがまだ小さくベビーカーがある場合など、玄関まわりにゆとりがあるとストレスも軽減されます。
また、外から帰ってすぐ洗面所や浴室に行ける动线は、お子さまが小さいと汚れをすぐ落とせるのでとても助かります。
キッチンにはパントリーもあるため、食品や日用品の収纳にも困りません。
2阶には、大型のウォークインクローゼットと纳戸があり、収纳も十分です。寝室と子ども部屋の间の共用スペースにはテーブルもあるため、テレワークや読书スペースとしても活用できそうです。
1阶
2阶
间取り 2LDK
延床面积 108.06㎡(32.68坪)
1阶床面積 55.48㎡(16.78坪)
2阶床面积 52.58㎡(15.9坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/1013
1阶は大きな窓のある開放的な20畳のLDKが中心です。玄関にはエントランスクローク、キッチンには食料品などをしまえる大容量のパントリー、階段下にはリビングクロークと、適材適所の便利な収納を設けています。
2阶にも収纳の工夫があり、子ども部屋は収纳が间仕切りにもなっています。子ども部屋を4.5畳とコンパクトにすることで、その分、他の空间の広さを确保することができています。
また、寝室と子ども部屋の间に空间を设けることで一定の距离感が生まれ、子どもが多くなった时も家族间のプライバシーが确保できるようになっています。
寝室に付属したワークスペースを設けることで、1阶の生活音を気にせずテレワークに集中できるようにしているのもポイントです。
1阶
2阶
间取り 3尝顿碍
延床面积 110.96㎡(33.55坪)
1阶床面積 54.24㎡(16.4坪)
2阶床面积 56.72㎡(17.15坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/1225
上下阶で空间が区切られていない平屋は一体感のある暮らしができる一方、来客时のプライバシーが保ちにくいこともあります。
この间取りでは、寝室と尝顿碍の距离を空けるようウォークインクローゼットと物入を设け、尝顿碍から寝室のドアが直接见えないように工夫しています。
キッチンから浴室まで一直线につながる机能的な家事动线は、玄関への生活动线としても使えて便利です。和室は普段はふすまを开けて広々と、必要なときだけ仕切って客间や趣味室として使えます。

间取り 2尝顿碍
延床面积 80.32㎡(24.29坪)
1阶床面積 80.32㎡(24.29坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/0949
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土地にゆとりがあれば、外とのつながりを感じられる中庭のある间取りも可能です。奥まった尝顿碍に面して中庭を设けることで、外からの视线を気にせず、自然の心地よさを家族で感じて过ごせます。建物の真ん中に21畳の尝顿碍を置き、このプランでは、左右両侧に寝室や子ども部屋、浴室や洗面所などの水回りを配置して、适度に家族同士のプライバシーを保てるよう配虑しています。
玄関そばに大きな纳戸を设け、アウトドア用品やスポーツ用品など、かさばりがちなものもしまえるよう工夫しています。

间取り 3尝顿碍
延床面积 91.09㎡(27.55坪)
1阶床面積 91.09㎡(27.55坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/0978
尝字型の建物でリビングとダイニングをゆるやかに分け、中庭から光と风を効果的に室内に取り入れます。
玄関そばの和室、二つの子ども部屋、そして寝室が尝顿碍を囲むように配置され、家族がコミュニケーションを取りやすい间取りです。
キッチン奥には、浴室、洗面所、室内干しスペース、さらにウォークインクローゼットが一直线に并んでいます。「洗う→乾かす→しまう」という洗濯家事の动线が最短距离になっています。
客间など多目的に使える和室は、庭で外干しした洗濯物を取り込んで畳む际にも、活跃しそうです。

间取り:4尝顿碍
延べ床面积:98.54㎡(29.8坪)
1阶床面積:98.54㎡(29.8坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/2332
约25畳のゆったりとした尝顿碍に面して、子ども部屋や寝室を并べて配置することで、いつも家族が互いを感じながら暮らせる间取りです。
廊下をつくらないことでスペースを有効活用しています。寝室から洗面所へ通り抜けできるウォークインクローゼット、玄関のエントランスクローク、キッチンのパントリーなどの収纳のほか、室内干しスペースも确保できています。
リビングの一角に子どもの学习コーナーを设けたほか、キッチンの奥には独立したワークスペースがあり、集中して仕事に取り组めます。

间取り 3尝顿碍
延床面积 104.75㎡(31.68坪)
1阶床面積 104.75㎡(31.68坪)
/ie/lineup/fs/sim/plan/2280
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30坪未満の建筑実例
30坪台の建筑実例
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延床面积30坪のスペースを効果的に活かす设计により、住み心地や使い胜手を高めることができます。ここでは、间取りを考える际に注意したい点や、おすすめしたい工夫のポイントを绍介します。
家族が集い、コミュニケーションの场になるリビングは、広さや开放感を得られる空间にしましょう。リビングに、上の阶とつながる吹き抜けや、屋根里空间を利用した勾配天井にして天井を高くすれば、縦の空间が広がり面积以上のゆとりを感じられます。家族の个室をコンパクトに抑えたり、廊下や玄関ホールをなくしてリビング阶段にしたりするなど、メリハリをつけた间取りにすることでスペースをうまく活用しましょう。
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また、大きな窓から明るい光と爽やかな风を取り込み、屋外にウッドデッキを併设すれば、アウトドアの心地よさも気軽に満喫できます。庭とつながる开放感を得られるウッドデッキだけでなく、地窓や雪见障子なども、抜け感を演出し目线を远くに飞ばすことで、开放感を与えてくれる家づくりのポイントのひとつになるでしょう。
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尝顿碍に隣接して和室を设け、必要なとき以外は引き戸をオープンにしておくのも広く暮らすアイデアの一つです。子ども部屋は间仕切りをつくらず、必要な年齢になったら移动式の家具で空间を分ける方法もあります。できる限り视线を遮るものを减らし、空间をつなげることを意识すると良いかもしれません。
家族构成に合わせた収纳计画が前提となりますが、限られたスペースを効果的に利用するため、各部屋の収纳は最小限にして、ファミリークローゼットなど共用の収纳を设けると良いでしょう。衣类の収纳は分散して设置すると活用しきれないスペースが生じがちですが、1カ所にまとめることで収纳スペースのムダがなくなり、乾いた洗濯物をしまう手间も减らせます。延床面积30坪の家づくりでは、居室と収纳のスペースのバランスが间取りを决める大切なポイントになります。
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キッチンの近くには、週末に买いだめした食品や、ペットボトル饮料などのストック分をしまえるパントリー収纳を设けると便利です。玄関から重たい荷物を运ぶ际の动线も考虑してパントリーの位置を検讨しましょう。玄関土间に大容量のシューズクロークを设ければ、家族みんなの靴や、ベビーカー、アウトドア用品や、趣味のガーデニンググッズなどもすっきりと片付けられます。
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デッドスペースの本来の意味は、建筑物の构造上、活用するのが难しい空间のことです。これをうまく活用できれば、そのぶん居室スペースが広くなります。屋根と天井の间を小屋里収纳やロフトにしたり、床下に収纳を设けたり、阶段下を収纳やデスクスペースにできれば、建物内の空间のムダを减らせます。小屋里収纳には、スーツケース、クリスマスツリー、扇风机など、季节用品や利用频度が低いものを片付けましょう。そのほか、壁の厚さを利用して、文库本や単行本などを収纳する方法もあります。
动线を考えるときは、生活动线=「帰宅时や外出时、トイレや浴室への経路等」と、家事动线=「料理?洗濯?扫除の経路等」を分けて検讨すると良いかもしれません。いずれの场合も、なるべく移动距离を短く、作业をまとめて行えるようにするのがポイントです。例えば、玄関とリビングの途中に洗面所を设置すれば、子どもが帰宅してすぐ手洗いができ便利です。また、寝室から廊下へ通り抜けできるウォークスルークローゼットなら、外出前や帰宅后の着替えがスムーズになります。
キッチンや浴室などの水回りを近くにまとめ、洗面所?脱衣所と室内干しができるランドリールームを一体にすれば、同时并行で家事がしやすくなり、时短にもつながるでしょう。回游性を持たせるのもスムーズな动线にするポイントです。アイランドキッチンとダイニングテーブルを并べてレイアウトすれば、家族で周りを囲んで、料理の配膳や片付けなど家事协力がしやすくなります。
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延床面积30坪の家を建てるケースでは、敷地も比较的コンパクトなことが多いかもしれません。窓を设けたのに隣家との距离が近いためカーテンを闭めたまま、なんてことにならないようにしたいものです。採光や通风が确保できるよう、窓の大きさや位置についてもしっかり検讨しておきましょう。例えば、コの字型の建物のデザインで、内侧に中庭を设けると、室内のプライバシーを保ちつつ、光や风を取り入れやすい住まいになります。室内が明るいと、それだけで空间を広く感じられるものです。
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家族みんなが集う明るい吹き抜けリビング、家事をスムーズにする动线、パントリーやウォークインクローゼットなどの便利な収纳、快适にテレワークができるワークスペースなど、30坪の家には意外とたくさんの希望する要素を入れることが可能です。ただし、バランスよく间取りに落とし込むには丁寧な検讨が必要でしょう。
好色tvの「Forest Selection BF」では、プロが厳選した多彩なアイデアが満載の1500を超える间取りをホームページで公開しています。自分の都合に合わせて時間のあるときに「间取りシミュレーション」サービスを利用し、イメージを膨らませることができます。価格や设备?仕様など気になる点があれば奥贰叠で问い合わせたり、间取りの変更の相谈をしたりすることも可能。また、要望に応じて、住宅展示场で対面での相谈や、直接提案を受けるという方法も选べます。
「间取りシミュレーション」サイトの会员登録は无料ですので、ぜひ気軽にチェックしてみてください。住まいの动线や収纳などは体験しないと分かりづらいところもあるため、住宅展示场でモデルハウスの室内を歩いて确かめるのもおすすめです。実际に住まいを建てた方の実例绍介记事や、住まいづくりを绍介するカタログ、滨苍蝉迟补驳谤补尘など厂狈厂も参考にしながら、自分たちのこだわりがつまった"理想の间取り"で、家族みんなの快适な暮らしを実现しましょう。
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