



レストランを経営され忙しい毎日を送られている惭様ご家族。お嬢さまと3人で休日をくつろいで过ごす住まいを计画され、豊かに水を湛える池に临む土地を购入されました。ここでご家族がどう过ごされるのかを考えながら、インテリアコーディネートを进めました。
ご家族が新しい住まいでどんな暮らしをされるのか。何を大切にして、どんな时间を过ごされるのかを考えます。そこから「この场所には、この家具を」「壁はこの素材で」と、ご提案のイメージを深めていきます。

池の眺めが広がる大きな窓の横に、ゆったりしたソファを置きました。せっかくの眺めを隠してしまうことがないよう、左右に “溜まり”ができるカーテンではなく、上に畳み上げるシェードを採用しました。

この空间に置くテーブルを考えたとき、パリのデザイナー、シャルロット?ペリアンの「ヴェンタリオテーブル」がすぐに思い浮かびました。いろいろな场所に座ることができ、位置によって眺めが変わります。また、この不整形の形そのものが、空间を豊かにしてくれます。

「ヴェンタリオテーブル」は、人が真正面で向かい合うことがないようにデザインされています。テーブルに集まる人が、リラックスした気持ちで集う不思议な魅力を备えたテーブルです。
インテリアを完成させるのは、私ではなくお客さまです。ここに絵を掛けよう、ここに小物を置こうと、楽しみながら毎日を过ごしていただきたいと思います。絵を饰る壁や小物を饰るカウンターなどの「余白」を残すようにしています。

尝顿碍はどこにいても全体がみわたせる、ひとつづきの空间です。絵や小物、スタンドなどでインテリアをさまざまに演出していただけます。床は赤味がかった色あいが美しいチェリー。壁は自然素材の涂り壁。経年による変化も魅力です。

リビングとの间をタイルの壁で仕切って、落ち着いて过ごせる书斎を设けました。大きな戸棚を造り付け、机の周辺がいつもすっきりと片付くように配虑しました。

玄関ホールに设けた阶段はスチール製のシンプルなデザインです。それに合わせて照明も小さなブラケットライトを2つ付けました。玄関土间から続く阶段下のスペースは、季节に合わせたしつらえを楽しんでいただけます。
床の木の色が少しずつ浓くなっていったり、ソファの革が柔らかくこなれていったり、床や壁の素材、家具は、日を追って味わいを深めていきます。ご家族の思い出を刻みながら、空间に驯染んでいく素材の表情を楽しんでいただきたいと思っています。

质感の豊かなタイルを壁に使い、ソファはしなやかな革张りのものを选びました。ソファのキャメルの色が?温かみのある空间によく似合います。

キッチン収纳の扉材には、北海道?大雪山のナラを使っています。素朴で力强い木目が特徴です。この扉材も少しずつ変化し、味わいを深めていきます。

床も収纳扉も、そしてテーブルも、すべて木の豊かな质感を楽しむことができます。ダイニングチェアも、木のやさしい表情をもったものを合わせました。

玄関ホールはゆったりと确保し、尝顿碍に向かって大きく开放しています。テラコッタ调の素朴な风合いのタイルが、突き当たりの书斎まで続きます。扉を设けており、玄関ホールから书斎までを独立させることができます。

ソファの革の质感、クッションや敷物に使っているキリムなど、素材の味わいが空间に温もりのある表情をつくります。

池とそれを囲む豊かな緑を楽しめるように、リビングには大きな开口部を设け、同じ床の高さでウッドデッキを连続させました。まるで别荘にいるように、日常を离れた时间を楽しんでいただけます。

2阶のお嬢さまの部屋の読书コーナー。ウッドブラインドでやわらげられた光が、インテリアにやさしい表情をつくります。

1阶玄関横に设けた畳の部屋。吊り押入の下に、小物を饰って楽しむスペースをつくりました。

片流れの屋根を组み合わせたシンプルな外観。外壁の落ち着いたベージュ色が、建物を风景に溶け込ませています。

天然の木を连続して立て、アプローチを道路からさりげなく区切っています。


