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その担い手たちの横顔 Designers File

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和田 佳子 インテリアコーディネーター

お客さまの個性が醸し出される空間に

そこで新しい暮らしを始めるご家族の、個性や人柄、雰囲気に合ったインテリアをご提案したい、といつも考えています。どんな雰囲気をもったお客さまが、何をして過ごしたいと思っていらっしゃるのか――まずそれを伺い、それに合ったソファやテーブルなど空間の“主役”になるものを決めていきます。つくられた空間に後から家具を当てはめるのではなく家具や照明の選択と合わせて空間をつくりあげていくことが、居心地のよい?そしてそのご家族らしいインテリアにつながると思っています。

Work style

  • お客さまのライフスタイルから考える
  • 照明の工夫でさらに空間を引き立てる
  • お客さまが楽しめるインテリアにする

Design

最近のコーディネート実例から

奈良県 Kさま邸

人を招いて和やかに过ごすことがお好きだというご夫妇。リビングにはイタリア製のゆったりとしたソファを置きたいと考えていらっしゃいました。そのソファがしっくりと驯染み、集いを楽しむ空间をいかにつくるか、设计担当とも打ち合わせを重ねました。

お客さまのライフスタイルから考える

インテリアのありかたを决めるのは、そこでお客さまが何をして过ごされるのかということです。ソファやダイニングテーブルをどれにするかという“もの”ありきではなく?“どんなふうに过ごしたいのか”、そこからお打ち合わせを进めます。ものはそこから必然的に导き出され、さらにそれを置く空间が决まっていくのだと思います。

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ご夫妇は大势の人を招いて楽しく过ごすために、ゆったりとしたソファを置くことを决めていらっしゃいました。このソファのボリュームと上质な革の质感に合うインテリアを、无垢の床やタイルなどの自然素材を重ねながらつくっていきました。

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集いの场はリビングだけではありません。ダイニングにも大きめのテーブルを置きました。玄関土间からダイニングまでタイルの床が続くので、靴のままでも気軽に集まれます。冬は薪ストーブを囲んで过ごすことができます。

照明でさらに空間を引き立てる

照明计画は?空间を心地よいものにするためにとても大切です。どこにどのような光を导くかはもちろん、明るいところと明るさを抑えたところのメリハリをつくることもポイントです。照明器具が见える场合は、その色やデザインもインテリアの雰囲気を左右する大きな要素になります。

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リビングは座面の低いソファに合わせて天井を低くし、照明もフロアスタンドによる重心の低い光だけにして空间全体を落ち着かせました。手前のダイニングは勾配天井にした広がりのある空间で、梁にスポットライトを取り付けています。首を振って照らす方向を自由に変えることができるので、テーブルを动かしてもその位置に合わせることができます。

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革张りのソファとウォルナットのテーブル、手织りのオールドキリムなど、质感のしっかりした重厚な雰囲気の空间の中で、フロアスタンドはあえてそれを崩す游び心のあるものをご提案しました。赤は奥さまの好きな色であり、また、オールドキリムの基调色でもあります。

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和室には?建筑家の伊东豊雄さんがデザインした「惭础驰鲍贬础惭础2」を选びました。茧から糸を纺ぐようなイメージでデザインされたこの照明器具は、点灯していない时もとてもきれいです。

お客さまが楽しめるインテリアにする

ご家族にはそれぞれ新しい住まいで実现したいことがあり、?理想の暮らし?を思い描いていらっしゃいます。しかし漠然としたものであることが多く、それを具体的なかたちにするお手伝いが、インテリア担当の仕事だと思っています。

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人を招いて一绪にくつろいで过ごすだけでなく、旅行を楽しまれたり、ご主人はバイクの手入れやツーリングを?また奥さまは絵を描かれるなど、ご夫妇とも多彩な趣味をお持ちです。それらを楽しんでいただけるように、玄関の内と外に広い土间空间を用意し、また、室内には絵や小物を饰るスペースを确保しました。

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洗面の壁面に奥さまの描かれた絵を饰るスペースを设けました。背景のクロスには奥さまの好きな赤を选んでいます。

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リビングには壁一面をすべて使って本棚を造り付けました。ソファやオールドキリムの素材感に合う重厚感のある木製で、焦げ茶色に涂装しています。本だけでなく、奥さまの描かれた絵や旅先で购入された思い出の品物なども饰っていただけます。

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リビングの一角にも、奥さまの絵を掛けるスペースをつくり、スポットライトで絵を照らしています。

Photo gallery

  • case1
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  • case4
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  • case6
和田 佳子 インテリアコーディネーター

コーディネートを終えて 趣味やご友人との時間を大切にされるライフスタイルをお持ちの?すてきなご夫婦でした。お二人が望まれる「たくさんの人とくつろげる住まい」をつくりあげるために、リビングの“主役”となるソファをまず決め、そこから空間の大きさを導き、さらにそのソファに合う質感の豊かな素材を重ねて内装を仕上げていきました。設計と一体で進める理想的なコーディネートができたことで、家具と住まいの間に強い一体感のあるインテリアになったと思います。また、思い切って赤色のフロアスタンドを使うことで大人の洗練された空間でありながら?温かみがあり親しみやすいという、お二人の人柄そのものといえる雰囲気を醸し出すこともできました。ご夫婦が?新しい家での時間を楽しく過ごしていらっしゃると伺い本当にうれしく思います。これからも多くの人が楽しく集う舞台であってほしいと願っています。

和田 佳子 インテリアコーディネーター Yoshiko Wada

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